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鶴亀メールで、bsfilter (スパムメールの除去)
じつは、Windows用のファイルのありかがわからなかったのです。
ずいぶんさがしました......。
まさか、いっしょに同梱されているとはおもいませんでした。
同梱されていることを明示するなどしてもらえるとうれしいです。

bsfilter / bayesian spam filter / ベイジアン スパム フィルタ (http://bsfilter.org/)
このページにある「ダウンロード」の項の
bsfilter-1.0.4.tgz
をクリックします。
リリースファイルリストが現れるので、
最新のファイル名をクリックして、ダウンロードします。
このファイルは、tgz という圧縮なので、
それを解凍します。

cf. tgz 形式の解凍ソフトがない方は、Lhacaがおすすめです。

bsfilter というフォルダのなかにある
bsfilter.exe
bsfilterw.exe
の2つのファイルが必要なファイルです。

bsfilter設定メモ(Windows編)
にしたがって、設置します。
データベースはわからなければとくに作成しなくてもよいようです。

鶴亀メールの設定の変更は、
pop サーバーの項目を、「 localhost 」にするのと、
上級者用設定を開いてから、「 110 」を、「 10110 」にすることだけです。

もしデータベースに学習させるなら、
鶴亀メールは、mbox 形式でエクスポートできます。
つまり、bsfilter設定メモ(Windows編)の説明がそのまま使えます。
エクスポートしたいメールを、Ctrl を押しながらクリックで選択したら、
「ファイル」→「エクスポート」です。

鶴亀メールは1メール1テキストファイルで保存も可能です。

bsfilter.conf のつくりかたがわからない方は、
Windowsのメモ帳に、内容

homedir c:\bsfilter
pop
pop-proxy-set pop.hogehoge.jp:::10110
insert-flag
insert-probability
auto-update
tasktray

(太字のところだけ、自分のプロバイダのPOPサーバー名に変えてください)
を書いたら、
「ファイル」→「名前をつけて保存」で、
「ファイルの種類」を「すべてのファイル」にし、
bsfilter.conf というファイル名で保存すればOKです。

実行してみると、私の場合は、iconv.dllがないとメッセージがあがったので、
Ruby-mswin32 (ja) から、iconv-1.8.win32.zip をダウンロードして解凍し、
その解凍したフォルダ内の lib フォルダにある、iconv.dll を、
c:\windows\system 内にコピーしました。

以下はわたしの感想:
bsfilter をとおすようにしたら、
メールの一覧の取得にはやや時間がかかるようになりました。
OOo(OpenOffice.org) のメーリングリストのメールが
スパムになってしまったのにはちょっとびっくりでした。
データベースに修正をしたあと、
スパムの振り分けをいちばん最後にしました。
(はじめからそうしておけばよかった)
あと、誤判定ではないのですが、
まだ私のデータベースが学習していないからなのでしょうか、
日本語の迷惑メールの判定にややムラがあるように感じました。
ほとんど同じ文面のメールで、
フィルタにひっかかったものとひっかからなかったものとがありました。
ただ、これは使っているうちに学習されるのかもしれません。
by nwdb | 2004-10-08 07:58 | bsfilter
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