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〈データベース〉完全教本 2005年版
p.348 の例2と例3ですが、

問題文(4)に、

 ・使用部署変更は、過去4回まで把握できればよい。

とあります。
もしこれを多重度制約と受け取れば、
この例2と例3は、きちんとするためには、
多重度制約を維持するために、
なにか列を追加しないといけないのではないでしょうか。
そうでないと蛇足で不正解になってしまいかねません。
もしそうなら、p.351 の例2もやや危ないとおもいます。

実際のテーブル設計は、そのへんの兼ね合いだとおもいます。

例1の関係「物品構成品」でも第三正規形になっていますし、
むしろ、このままにしたほうがよいのかもしれません。

【設問3】
〈データベース〉完全教本 2005年版
p.350-351

(1)で組織変更をあげたのなら、
(2)でも組織変更についての解消を書くべきではないでしょうか。
(1)で人事異動についてあげたのなら、
(2)でも人事異動についての解消をかくべきではないでしょうか。

過去の承認者がわかればよいだけならば、
人事の異動履歴だけを保持すればよいとおもいます。

例1のような方法もありますが、
異動履歴のようなテーブルを追加して、

 異動履歴 (社員コード,配属日,終了日,所属部署コード,役職コード)

 主キーは、{社員コード,配属日}

という手もありえます。
これなら、変更前承認者コードと変更後承認者コードは不要になります。
検索可能になるからです。

組織変更を主眼におくなら、
たとえば、関係「部署」を、

 部署 (部署コード,開始日,終了日,部署名)

 主キーは、{部署コード,開始日}

とすれば、過去の履歴データも参照可能になりますし、
組織変更前に、事前にマスタデータを用意することができます。

部署の有効・無効のフラグをつくったり、旧部署のテーブルをわけたりする、
という方法もかんがえられます。

これによって、
変更後の部署の長と、変更前の部署の長をみちびくことが可能になります。

ただし、人事異動があった場合は、みちびくことができません。

というわけで、私ならできれば両方保存したいので、

 社員コードと配属日を主キーとした関係「異動履歴」を追加し、
 関係「部署」に開始日と終了日を追加する。

としたいところです。
承認者がわかればよいということからかんがえると、出題者の意図は、おそらく、

 関係「物品」に、変更後承認者コード1~4、 
 変更前承認者コード1~4を追加する。

または、

 社員コードと配属日を主キーとした関係「異動履歴」を追加する。

のいずれか、というところにあるのだと推察します。
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by nwdb | 2004-11-28 12:38 | diary
設問1の(2)です。
会員テーブルを複数テーブルに分割する問題です。

〈データベース〉完全教本 2005年版
p.335 の例4は以下のようになっています。

 会員 (会員番号,氏名,フリガナ,生年月日,本人会員番号,利用者番号)
 本人会員番号 (会員番号,郵便番号,会員住所,電話番号,引落口座,
            利用限度額,登録年,登録月,基本ポイント率)
 家族会員 (会員番号,続柄コード)

なるほど、スーパータイプ、サブタイプの関係としてとらえるというのは、
便利かもしれません。
これは、

 関係「会員」がスーパータイプ。
 関係「本人会員」、「家族会員」がサブタイプ。

ということなのだとおもいます。
ただし、この例4の解答の場合、
本人も家族も含めてすべての番号が入るということでしょうか。
とすると、関係「会員」の属性である「会員番号」は、
当初の図4の「会員番号」とは意味合いが異なっているようにおもいます。

もともとあった会員テーブルには、
会員にまとめて、家族会員の情報がありました。

問題文の丸3に、「会員の家族会員数に拡張性がにない」
ということなので、これを解消するには、
家族会員の情報を分離することになります。

 会員 (会員番号,会員氏名,フリガナ,郵便番号,会員住所,
      生年月日,電話番号,引落口座,利用限度額,登録年,
      登録月,基本ポイント率,家族会員数)

 家族会員 (家族会員番号,会員番号,利用者番号,
         氏名,フリガナ,続柄コード,生年月日)

通常、分割すると、{家族会員番号,会員番号}が主キーになります。
ところが家族会員番号はそれだけで一意なので、
主キーは家族会員番号だけです。
そこで会員番号を外部キーとして与えます。

家族会員を分割してしまったので、多重度制約を守るために
利用者番号をふることにします。

ちなみに
{家族会員番号,会員番号}
のほかに、
{会員番号,利用者番号}
も候補キーですので、こちらを主キーに設定してもよいというのはわかります。

さて、このときに使っている会員テーブルの「会員番号」というのは、
あくまで、家族会員を含まない、登録者本人の番号のみを意味します。

ただし、この例4の解答の場合、
本人も家族も含めてすべての番号が入っているようです。

なので、「会員番号」だけでは誤解を招きます。
このスーパータイプ、サブタイプの解答は、
不適切な解答となってしまうのではないかとおもいます。
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by nwdb | 2004-11-28 12:10 | diary
〈データベース〉完全教本 2005年版の、
Part2 第2章の「データベース設計」をやっています。
どうも理解できない納得しがたい疑問があります。
むずかしいですね。


p.322 の、テーブル設計の練習問題ですが、
p.323 には、以下のように解説があります。

 繰り返す属性のグループの候補キーは、利用番号である。
 利用番号は全店で一意であるため、他のクレジットカード
 利用明細書にも同じ値が現れることはなく、利用番号だけ
 で識別できる。ここで、繰り返さない属性のグループの主
 キーと合わせて{カード番号,利用番号}を主キーとする
 と、間違いであることに注意が必要である。

というくだりがあります。
利用番号は一意であるので、主キーであるということはわかります。
しかし、外部キーとしてカード番号を与える必要があるのではないでしょうか。

 カード(カード番号,氏名,住所,引落講座)
 利用明細(利用番号,利用年月日,店番号,利用額)
 店舗(店番号,店名)

ではなく、

 カード(カード番号,氏名,住所,引落講座)
 利用明細(利用番号,カード番号,利用年月日,店番号,利用額)
 店舗(店番号,店名)

 利用明細の主キーは利用番号、外部キーはカード番号。

というようにしないと、クレジットカード利用明細書は導かれないように思います。
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by nwdb | 2004-11-28 10:57 | diary
なんと白川静先生の「字統」が改訂されるのですね。
また、縮刷版が出たら買いたいとおもいます。
さすがに18,000円は、私の懐には痛いです。


新訂 字統

白川静著

出版社 平凡社
発売日 2004.12.15
価格  ¥ 18,900(¥ 18,000)
ISBN  4582128068
20年前に刊行され字書としては異例の部数を重ねた『字統』の改訂版。見出し字が200、本文も68ページ増え読みやすくなった。 [bk1の内容紹介]

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

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by nwdb | 2004-11-27 07:13 | diary
Net Advance News 2003.10.29

おや?とおもいました。
ジャパンナレッジは小学館だとばかりおもっていました。
そして、小学館の漢和辞典といえば、藤堂明保先生でした。
白川静先生と、学説としては対極(双璧?)をなしています。

ジャパンナレッジは平凡社の東洋文庫なども収録しています。
小学館の藤堂明保先生と、平凡社の白川静先生。

先日文化勲章を受章した白川静先生の「字通」は、
収録字数でこそ諸橋先生の大漢和辞典にはとおく及ばないものの、
白川文字学の集大成としていまや漢和辞典の最高峰として君臨しています。

小学館の学習参考書などは、みな藤堂明保先生とその門下の手になるものです。
ほとんどのひとは、漢字のなりたち、というと、
藤堂先生の学説でおぼえていたりすることとおもいます。
学校で漢字の学習で習うのはほとんど藤堂先生の学説ではないでしょうか。
先日、こどもに買ってあげた小学館のドラえもんの「漢字字典」も藤堂先生でした。
そういえば、「漢字源」という辞書は学習研究社でしたが、
藤堂明保先生の編になっています。

この「漢字源」(学研)はとてもよい辞書です。
字源については、私は白川先生を学んでいるので参考程度ですが、
学習辞典としては、みやすく、学びやすく、とてもよくできています。
Unicode(ユニコード)をしらべるために購入した辞典です。
JISは載っていても、Unicodeの載っている辞典は意外と少ないのです。

ジャパンナレッジでは、
白川静氏の大著「字通」「字訓」「字統」 三部作(いずれも平凡社)
の導入が予定されているそうです。

私は「字統」は縮刷版を持っていて常用しています。
といっても、昨年出版された「常用字解」がわかりやすいので、
「常用字解」をよむことのほうが多いのですが。

「常用字解」は学校の先生にもおすすめします。
白川先生の著作を読んでも、ぼやっとしていたのが、
くっきりみえてきたのは、この字典のおかげです。

「字通」はCD-ROMをつかいます。
パソコン上で検索できるのはとても便利ですし、
たどって読み進むにも、その都度索引を引かなくてよいので、好都合です。
たどった結果を整理しやすいということもあります。

この「字通」をネットで検索できるようになるというのはすばらしいことです。
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by nwdb | 2004-11-23 12:59 | diary
「北魏 寧将軍元君墓誌銘」の臨書をしました。

「燉煌鎮将元君」

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by nwdb | 2004-11-22 21:33 | 書道
livedoor Blogの著作権に関わる利用規約改定にユーザーから不満の声が

あとで利用規約をきちっと読んでみようとおもいます。
私は livedoor は、ブログは利用していませんが、Web スペースで利用させていただいています。

それにしても、著作権というのはほんとに微妙なものですね。
ブログユーザーとしてはどうしても敏感になります。
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by nwdb | 2004-11-22 15:06 | diary
データベースの耐久性(Durability)は、障害回復処理によって実現されます。
障害回復処理をかんがえてみましょう。

毎日、データを入力しているエクセルのファイルがあるとします。
しごとが終わってから帰るまえに、
昼間作業した分をフロッピーにコピーしているとしましょう。
つまり日次バックアップです。

さて、今日は張り切ってたくさんデータを追加入力しました。
ところが、突然、ハードディスクがいかれてしまったとします。
さあ困りました。
昨日までのデータは、フロッピーにバックアップしてあります。
すっからかんにならなくてよかったです。
まずこれを復元します。
さて、今日やっとのことで入力したたくさんのデータを、
もう一度はじめから入力しなおすことにしましょう。
これが、ロールフォワードです。

あるデータを入力している最中に、
とつぜん、エクセルのマクロが異常終了してしまったとします。
途中まで入力したままそれが一件となってしまうとまずいです。
一件のデータは、全部入力したか、
まったく入力していないかのどちらかでないと、
統計が狂ってしまいます。
この、完全に実行されたかまったくされなかったかの
どちらかでないといけないことを原子性(Atomicity)といいます。
まずはとりあえず、
そのデータはなかったことにしましょう、
というのがロールバックです。

さて、エクセルで入力している最中に、
とつぜん異常終了することがあるので、
ある程度入力したら、
フロッピーのバックアップファイルに「上書き保存」をする習慣にしています。
この上書き保存が、チェックポイントです。
上書き保存してしまえば、
それ以前に入力したデータは保証されます。

入力している一件のデータにはいろんな項目があり、
いくつかのマクロがながれてはじめて成立しているとします。
データの入力はじめが、
トランザクションの開始(BIGIN TRANZACTION)です。
データ一件が最後まで入力されて、
すべてのマクロがながれおわると、
トランザクションの終了、コミット(COMMIT)です。
トランザクションが異常終了して、
ロールバック(ROLLBACK)すると、
そのトランザクションはなかったものとして、BIGINの位置まで戻ります。

例えが低俗ですみません。

どこで上書き保存(チェックポイント)するかによって、
障害回復処理がかわってきます。

ハード的な障害なら、
コミットしていない(完了していない)部分は、
ログの順序どおり、
チェックポイントからもういちど再実行するしか方法がありません。

トランザクション障害(処理実行中の障害)なら、
そのトランザクション(実行中だった処理全体)はなかったものとする、
つまりロールバックです。

この、チェックポイントというのが、
上書き保存のようなものだとわかったら、
障害回復処理はわかったようなものです。
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by nwdb | 2004-11-22 08:42 | データベース
きのう、TACより、「本試験解答例」と、「情報処理技術者試験本試験分析資料」が送ってきました。TACの解答速報をみるときに、申し込んでおいたのです。思考力と表現力が問われる問題だった、というのがTACの見解のようで、私も同じようにおもいました。
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by nwdb | 2004-11-21 07:26 | diary
ボイスコッド・正規形、第4正規形、第5正規形が理解できなくて、書店をうろついていたら、きのう、〈データベース〉完全教本 2005年版というのをみつけました。正規形のところをみてみると、第3正規形までの識別もすんなり解けないことがわかりました。わかったつもりでも問題がとけないのでは、しかたありません。

〈データベース〉完全教本 2005年版
水岡祥二監修

出版社 日本経済新聞社
発売日 2004.11
価格  ¥ 2,919(¥ 2,780)
ISBN  4532403162

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この本のよいのは、参考書でありながら、問題演習をきちんとさせることでしょうか。そのセクションの例題をおざなりに掲載したというものではなく、その単元ごとに理解に結びつく問題がならんでいますし、その導き方に好感がもてます。

他の本でよくわからないところだけをやろうとおもっていましたが、全体像がつかめそうな本なので、この本を一気にとおしてしまおうとおもいます。この1冊をとおしてやってしまえば、2冊目、3冊目はずっと楽になりますし、視野が午後も含んでいるので、もしかしたらそのまま過去問題の演習に入ることも可能かもしれません。
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by nwdb | 2004-11-19 18:24 | diary


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初級シスアド
→2004年春合格
テクニカルエンジニア(ネットワーク)
→2004年秋受験


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